2006年 09月 21日
- Pretending like working -(短編小説)
零時過ぎ
6時40分に目覚ましセット,後即就寝....
翌朝お布団から起き出たのは6時50分頃であった...
夜、濡れたままの髪の毛で寝たので 勿論、マミの長い髪の毛には寝癖がついていた
その髪の毛にホットカーラーを巻き落ち着かせ お化粧..着替え....
8時00分に愛猫、ひょうひょう に見送られ家を後にする
家の前の道に出た際 ベランダを振り返り見るとひょうひょうが手を振っていた
{あぁ、私がミサキに手を振るときってあぁゆう感じに見えてるんだ}
っと思いながら、ひょうひょうに感謝しマミも手を振った。。。(..と想像した)
それから、いつものように急ぎ足で駅にたどり着き8時25分発新宿行きの電車に乗る
次の駅、新百合ヶ丘で同僚のランちゃんが乗車してきた
今週は3日連続、彼女と出勤時間が偶然一緒
ラッキー...なぜなら出勤路中おしゃべりが出来る、あっと言う間に会社に着く、気晴らしにもなる
定時9時半に会社着....
正面ゲートを抜けて居室は4階、急ぎ足で4階まで上がり
「じゃあ今日も頑張ろうね!」
とランちゃんとそれぞれ自分の席へと向かう
「おはようございまーす!」(誰へとかまわず)
カバンから携帯、ハンカチを取り出し机の上に置き
カバンを机下の荷物置きの上に置く
PCに電源を入れる
{ghmmked..}
{うーん、今日もメール少なー}
と思いながら、返信メールを打つ
相子先輩(同僚)から携帯にメールが届いた
【遅刻します。10時半頃着きます】
【了解です!気をつけて】
と返信を送る
それから、ゼリー状の飲み物を2F踊り場まで買いに行き、コーヒーをも注ぎ席へ戻る
最愛なるミサキへメールを送る
暫しミサキのことを考えながら気持ち良い時間に酔いしれる
しばらくして相子先輩が気まずそうに出勤..
{最近、遅刻多いけど大丈夫なのかな?
内戦状態の勤務地では周りの目が気になるし 先輩は今日も忙しそうに仕事を始めたけど..
仕事できるのは皆も認める腕だ、でも別の意味でちょっと反感を持たせるかも~、やばいあんまり遅刻しないで下さいよー}
と心の中で語るマミがいる
~~~~*~~~~
お昼、お弁当を平らげた後、ミサキから電話が来ることを予測し、空のお弁当箱を洗いに給湯室へと足を運ぶ
居室は静かすぎるので話し辛い為、踊り場で話せたらいいなと思ったからだ(!)
タイミングを計ろうとドキドキしながら流し台の前に立ち お弁当箱を洗い始める..
が、1分もかからなかっただろう ミサキからの電話が鳴った
「もしもし、ごめんねーお食事中..」
とミサキが言った
「大丈夫大丈夫、もう済ませたよ、今、給湯室でお弁当箱洗ってた」
{ あ、ちょっとタイミングずれたか、でもま、いいや、いつものミサキの低音のおっとりした口調だ、ウフ }
と浮足で踊り場へ移動し、そこにあるソファー(昔風のオフィス用)に腰かけた
踊り場の出入り口に向かい笑顔で語っているマミを丁度、そこを通りかかったマミの上司幣氏はマミの気持ちを悟るかのようにニヤニヤ視線を送りながら通り過ぎて行った
{あぁ、後でまた『彼氏と話してたの?』って聞かれるんだろうなー面倒くさい}
と思いながらミサキとの電話を終え、お弁当箱を洗い済ませ居室へと戻った
非常灯以外の照明は省エネのためお昼時間の間は全室消灯となるため薄暗い居室である
今日の居室は普段にも増して静かであった
幸いマミの上司は面倒な仕事に追われ忙しくしていた
続く(kamo...)
登場人物↓
主人公:マミ
マミの彼:ミサキ
愛猫:ひょうひょう
同僚:ランちゃん
先輩:相子
上司:幣氏
by miyagitomoko
| 2006-09-21 17:09